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今回はバイエルン王ルートヴィヒⅠ世のコインについて見ていきたいと思います。19世紀のドイツコインコレクターでルートヴィヒⅠ世を知らない方はまずいないでしょう!彼の残した美しい記念銀貨は世界中の数多くのコレクターがコレクションしております。全てを取り上げることは不可能ですが今回は私が個人的に好きな肖像、図柄のコインを中心に見ていきたいと思います(笑)

早速見ていきましょう!!

バイエルン王ルートヴィヒ1世とは

ルートヴィヒⅠ世はナポレオン1世に味方し、その歿落後は芸術を愛好してヴュルツブルクなどに住みました。即位後は首都ミュンヘンを芸術の都としましたが、舞姫モンテスとの関係を批判され息子マクシミリアン2世に譲位しました。

ルートヴィヒⅠ世の貨幣発行は、芸術をこよなく愛した王のものだけに非常に完成度が高いです。38種類の記念ターラーおよび2ターラー銀貨が存在します。これらはいずれも重厚な感じの、みごとなコインであり、とりわけ記念シリーズは一人の王としてのみならず、一国としてみても世界に例のない素晴らしい系統だったコインシリーズとなりました。

記念貨は初期の頃は1ターラーで発行されていましたが後期には3 1/2グルデン(2ターラー)の額面で発行されるようになりました。しかし、額面はどこにも表記せず、縁の部分に”VEREINSMUNZE”や”CONVENTION”などと刻印されていました。

市場価格は近年高騰しており数年前は数万円〜で購入ができましたが近年は状態が良いものですと10万を超えるものも数多くあります。それでは具体的に何点かコインをピックアップしていきたいと思います!

1842年バイエルン王ルートヴィヒ1世記念2ターラー銀貨

バイエルン銀貨

ルートヴィヒの2ターラー銀貨になります。KM#811で発行枚数は不明、重量は37.1gと非常に大型の銀貨になります。ヴァルハラ神殿が非常に美しいですね!!カタログ価格はUNCで475USDとなっておりますが業者間レートでも鑑定品(MS60など)の場合はなかなかその価格での取引はできません。

過去(2010年)の時点でMS65の驚異的なグレードのコインが1300USD(約14万円程度)で取引されておりますが現在ですと20万円は少なくともすると思います。最新のカタログでもカタログ価格はBU(完全未使用)で575USDですので鑑定品の場合、カタログ価格はの2~3倍程度を目安とするとちょうど良い値段だと思います。ちなみに国内ですとMS65の驚異的なグレードのコインが25万円ほどで取引されたことがあります。若干高めだと思いますが近年値上がりしているコインと言うことも加味されてつけられた価格でしょう!

1848年バイエルン王ルートヴィヒ1世記念2ターラー銀貨

1 ルートヴィヒ銀貨

続いては1848年の記念銀貨になります。おそらくルートヴィヒⅠ世の記念ターラー銀貨の中では最難関の部類に入る銀貨です。

カタログ価格も高額でUNCで3250USD、BUで4500USDとなっております。私が調べた限りでは国内では取引が無く海外での取引も殆どありません。こちらも先ほど同様2010年に取引がありグレードMS64で3750USDという高額の値段がつきました、しかしコレクターは世界中で増加傾向にあり、コインの絶対量自体は変わらないもしくは減少しているという現状を考えますと2014年にこの値段での取引は難しいかもしれません。2ターラーは1ターラーに比べ大型で重量感もあり同一のカタログ価格だとしても若干高い値段で取引されることが多いように感じます。

まとめ

38種類の記念ターレル銀貨をコレクションするのは並大抵のことではないかもしれません、私自身も過去に1度だけコレクションを見たことがありますが鑑定品では無くグレードの低いものも混じったコレクションでした。MS以上のグレードでもしコレクションできた方がいらっしゃいましたら一度お金を払ってでも拝見したいと思います(笑)

今後も、コインについて深堀した良い記事を書いていきたいと思います!!