こんにちはコインワールドの相川です。本日はヨーロッパ諸国におけるインドの貨幣製造について見ていきたいと思います。

インドにおける貨幣製造の歴史

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ヨーロッパ諸国におけるインドでの貨幣製造はエマヌエーレ(エマヌエル)治世下のポルトガルにはじまり、当時王冠と地球を描いたクルサド金貨(Cruzado ポルトガルの通貨単位 3.5gの金)が発行されました。また、スペイン、オランダ、フランス等の国々も8レアル銀貨、パコダ金貨、フナム銀貨などの金貨、銀貨の発行を16世紀末〜18世紀にかけて行い、様々な国のコインがインドに流入しました。

英国においては1600年〜1947年まで永きに渡り数多くのコインを発行してきたことで知られています。19世紀中旬のころまで東インド会社の銘文が見られアンティークコインが発行されていたが1861年頃から銘文が見られなくなりました。

ビクトリア女王のコインは1870年まで全て金貨と銀貨で発行されており、”VICTORIA QUEEN”の銘文が記されていました。しかし、1877年からは銅貨も発行され同時にQUEENがEMPRESS(皇帝)に変更されました。その後、英国におけるインドでの最後のコインは1946年〜47年にかけてのルピー ニッケル貨の発行であり、この発行を最後に長いインドでの貨幣製造に幕を下ろすのでした。今回の記事がコインコレクションの参考になりましたら幸いです。