こんにちは今回はイタリア王エマヌエレⅡ世のコインについて書いていきたいと思います。

イタリア王エマヌエレ2世とは

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ヴィットリオ エマヌエレ2世は1849年からサルディニア王となり、1861年に最初のイタリア王となりました。エマヌエレ2世はフランスのナポレオンⅢ世の支援の下にオーストリアと戦い、その勢力をロンバルディアから駆逐しました。

その後、1870年にはローマを首都と定めイタリア統一を果たし国民から祖国の父と呼ばれるほどになりました。エマヌエレ2世のコインは金貨、銀貨、銅貨などで見る事が出来ます。その中でもイタリア統一前のサルディニアの5リラ銀貨は統一後の5リラ銀貨に比べ高額で取引される等、希少性が高いです。

イタリア サルディニア エマヌエレ2世の5リラ銀貨

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イタリア サルディニアの5リラ銀貨です。エマヌエレ2世のコインはイタリア統一前のサルディニアと統一後のイタリアで発行されています。サルディニアの5リラ銀貨や10リラ金貨は非常に希少で海外でも高額で取引されています。

5リラ銀貨は1850年〜1859年にかけて発行され発行枚数は単年度で30万枚〜70万枚発行される等、発行枚数は多いものの非常に高額で取引されています。例えば、KM#144.2のサルディニア エマヌエレ2世の5リラ銀貨はAU55グレードのコインはカタログ価格がUNCで2400USDでありながら、手数料等込みで日本円にして約35万円ほどでオークションで取引が行われました。

その他、10リラ金貨は5リラ銀貨に比べ発行枚数は少なく単年度で数千枚となっておりこちらも5リラ同様、高額で取引がされています。

イタリア エマヌエレ2世の100リラ金貨

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イタリア エマヌエレ2世の100リラ金貨です。1864年、1872年、1876年に発行が行われました。発行枚数が非常に少なく単年度で約300枚〜660枚の発行しかありません。そのため、カタログ価格、実勢価格共に高額でカタログ価格はUNCで20000USD〜30000USDとなっております。

実勢価格はさらに高額となっており、例えば、1864年の100リラ金貨(未鑑定:未使用グレード)は手数料等込みで約450万円ほどで2009年に取引が行われました。こういった希少性の高いコインは今後も世界のインフレ率を上回るスピードで価格が上昇していくのかも知れません。

今回の記事がアンティークコインコレクションの参考になりましたら幸いです。