こんにちはコインワールドです。今回はスペイン王カルロス4世のエスクード金貨について見て行きたいと思います。

カルロス4世とは

カルロス4世は3世の子であったが精神薄弱であり、王妃が政治に干渉したとされています。ナポレオン1世に服従しトラファルガー海戦においてイギリス軍と戦ったがスペイン艦隊を全滅させる結果に終わった。その後、1807年にはフランス軍に侵入され翌年に退位させられました。カルロス4世のコインはボリビアやチリ、グアテマラ、メキシコなどでも発行されました。

カルロス4世の8エスクード金貨

スペイン王カルロス4世エスクード金貨

スペイン王カルロス4世の8エスクード金貨です。スペインで発行されたものとボリビア、チリ、グアテマラ、メキシコなどで発行されたものとではデザインが若干異なります。18世紀後期(1788年〜1791年)に本国(スペイン)で発行されたタイプは希少性が高いです。

KM#437で重量は27g、カタログ価格はXFで3500USD〜8500USD(1791年はVFグレードまで)となっており、状態のいい8エスクード金貨は大変希少な存在となっています。実勢価格としては18世紀後期の鑑定済み8エスクード金貨の取引は殆どないため査定は難しいです。2012年にMS60~MS62程度の大変状態の良いコイン(1791 S C カタログ価格=VF=13500USD)が市場に出た事がありこの時は未鑑定品ながら200万円を超える金額で売買がされました。

カルロス4世のコインは植民地のコインも含めカタログ価格がXFまでしか無い場合が多く、MSグレードになると価格が跳ね上がる事が良くあります。