本日は18世紀都市景観銀貨について書いて行きたいと思います。18世紀都市景観銀貨はアウクスブルク、フランクフルト、ニュルンベルクなど沢山の地域の物がありますがその中でも都市景観コインその1ではアウクスブルクの物について書いて行きたいと思います。

Wappen_Augsburg_1811wikiより

アウクスブルクのコインは上記のような独特のマツカサ状の紋章が描かれている事が多いです。この紋章はツィベルキーファーという植物の種子らしいのですが17世紀の都市景観銀貨等にも描かれています。それでは具体的にコインを見て行きたいと思います。

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1740年 アウクスブルク 都市景観 ターラー銀貨です。

都市景観側の中央にアウクスブルクの紋章が描かれています。年号はローマ数字で描かれています。

アウクスブルクの都市景観コインは都市景観の描かれている部分が少ないのも特徴の一つで17世紀のコインでも同様の特徴があります。

カタログ価格はUnc(未使用)で4000USDとなっています。ただ、マーケットに出回る数が絶対的に少ないのでデーターで見る限りは世界中のオークションを見渡しても1年に1枚出るかどうかという供給量となっています。都市景観コインはコレクターも多くマーケットに出にくいのかもしれませんね!過去のデーターがかなり少ないのですが、2008年に画像のコインより状態の悪い物が1150USD程度で取引されたようです。おそらく、未使用レベルがマーケットに出たらカタログ価格に比べ数割増しの価格で取引されると思います。

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1744年 アウクスブルク 都市景観 ターラー銀貨です。

こちらも年号はローマ数字で描かれています。こちらのコインはアウクスブルクのコインの中では珍しくマツカサ状の紋章が描かれていません。この後で書いて行こうと思っている10ダカット都市景観金貨にも同様に紋章が無いのですがこの辺りは非常に興味深いですね!もし、ご存知の方がいらっしゃいましたらコメントなどにて教えて頂きたいですm(_ _)m

さて、カタログ価格としてはUncで2200USDとなっています。こちらは先に取り上げた1740年の都市景観銀貨に比べると頻繁に取引されており、鑑定品では無いのですが状態が良い物で1000USD程度から手に入れれると思います。

次で最後になります。10ダカット金貨です。実は1/4ターラー銀貨なども都市景観が描かれている物があるのですが、小さいターラー銀貨はあまり人気がありませんので書かないでおきます。

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1744年 アウクスブルク 都市景観 10ダカット金貨です。

本当は金貨の画像を挿入したかったのですが無かったのでカタログの画像になります。

35.0gの非常に大きな金貨でこちらもやはりローマ数字で年号が描かれています。

デザインは1744年の銀貨と同じですが実物を見たらかなり違うんでしょうね!!残念ながらカタログ価格や取引価格のデータ等が無いためどの程度の取引価格になるのか検討もつきません。

この金貨は私も見た事が無く死ぬまでに一度でも見てみたいと思っているコインの一つです。