こんにちはコインワールドです。今回はオーストリアを代表するコインの一つでもある、雲上の女神 100コロナ金貨について見て行きたいと思います。

フランツヨーゼフのコイン

フランツヨーゼフのコインとしては、その長期にわたる治世から数多くの希少なコインが発行された事で有名です。初期のターラー銀貨としては1857年にドイツの貨幣同盟に加わった事により、同盟ターラーを発行するようになり、ドイツ諸国と同じ標準目量で2ターラー銀貨が3種類発行されました。

フランツヨーゼフの肖像は金貨を問わず多く存在し、今回の雲上の女神を始め数々の名品コインを世に放出しました。晩年の頭髪が殆ど無くなった肖像の金貨にはリストライク(再製貨)が多く見られ、オリジナルストライクとの価値の違いから判別する必要があります。

フランツ ヨーゼフの雲上の女神 100コロナ金貨

1908年100コロナ金貨
1908年、皇位60周年を記念して作成されたコインです。

KM#2812、重量は33.87g、直径は37mmの大型の金貨です。カタログ価格はミントステイトがUNCで3500USD、プルーフが3750USDとなっています。ただ、雲上の女神100コロナ金貨はそのデザインから人気が高く、カタログ価格に比べカナリの高額で取引される事が一般的です。

国内の実勢価格としては2014年にオリジナルストライクのPF62が170万円、MS61が110万円、MS61が75万円で取引されています。海外ではPCGS鑑定済みのPR64が340万円、MS62が134万円、AU58が81万円取引されていますので国内の方が安く手に入る場合も多いかもしれません。輸入消費税や国際送料などを加味しますと、国内のMS61の75万円はカナリお買い得の価格だったと言えるでしょう!今回の記事がアンティークコインコレクションの参考になりましたら幸いです。