今回は国内で取引されているヨーロッパコインの価格推移について書いて行きたいと思います。

ヨーロッパコインと言うと具体的にはドイツのワイマール銀貨やダカット金貨、イギリスのビクトリア銀貨や金貨、フランスやスイスの100フラン金貨、スペインのエスクード金貨、ロシアのルーブル金貨、イタリアのフローリン金貨やリレ金貨、オーストリアのダカット金貨などになります。

すべての国内市場を対象にしてしまうとなかなか統計を取るのが難しいので今回はヤフオクのデーターを元に市場の推移を見て行きたいと思います。

2012年1月には月間の総落札価格1200万円程度だったヨーロッパコインの市場規模は2013年1月には5700万円2013年5月には1億1400万円まで拡大して行きました。

市場規模としては2012年1月と2013年で取引が最も活発だった5月を比べると約10倍程度市場規模が拡大した事になります。すごい成長率ですね!!
coin_price

これは同一のコインの価格自体が上昇した影響もあると少しはあると思いますが、最も大きな影響としては良質な金貨、銀貨が市場に出回るようになった為です。

例えば数年前には全く出回る事の無かったゴシッククラウン(ゴチッククラウン)、モハール金貨、ダカット金貨、100フラン金貨など希少な銀貨、金貨が多く出回るようになった影響が大きいと思います。

その背景としては カネはアンティーク・コインにぶちこめ!やアンティーク・コインで資産を防衛せよなどの書籍の影響によってコインコレクターの方が増えた事とそれに伴ってディーラによる販売商品の高品質化、新たなディーラーの参入が加速された影響によると思います。

紙幣市場などはコレクターがまだまだ少ないのでなかなか良い商品が出回りませんね!良い品が出回る為にはまずはコレクターが増える事が重要なんだと強く感じました。

国内市場としては2013年5月が最も取引が活発な時期であり株式市場と連動するかたちでその後、市場規模、平均落札価格共に小さくなっています。株式市場は現時点では回復傾向にありますが、コイン市場は下落後、横ばいといった感じの印象を受けます。。。

平均落札価格は5月が3万2000円なのに対し現時点では2万1000円と35%程平均落札価格が減少しています。市場に出回っているコインをみる限り、2013年5月に比べ劣っていると思われないことから5月のピーク時に比べると平均して35%程度割安で手に入れる事ができるチャンスの時期かも知れませんね!!

来年以降のコイン市場としては消費税の増税で少なくとも輸入消費税も増加するので販売者の原価も増加しコインの価格も上昇すると思われます(コストプッシュ型のインフレ)。

また政府もインフレを目標としており、インフレになると通貨価値(アンティーク通貨では無く実際に利用する通貨価値)が減少します。

通貨価値が減少すると円安になりやすく、そのため更にインフレになる可能性があります。これら生産者、販売者側の条件の他にお客様(需要者)側の実質購買力の変動も加味しないとなかなか今後の推移を予想するのは困難ですが、このブログはコインのブログなのであまり詳しくは突っ込みません(笑)

結局は景気が回復して実質購買力が上昇すれば一段落しているコイン価格も上昇に転じる可能性があり、景気が回復しないでデフレスパイラルに逆戻りしてしまえばコイン市場は下落に転じるんだと思います。

その先行きをみる為にも株価(主に日経平均)をチェックしながらコインの購入を検討してみる事を強くおすすめいたします(^^)相関係数はとってはありませんが過去5年などのデータをみる限り株式市場と相関(連動)がかなり強く、かつ、数ヶ月のタイムラグがあるように感じます(株式市場は実体経済の数ヶ月先を見越して動いていると言われています)。

適切な買い時や売り時は株もコインも難しいですが、コイン購入の一つの目安として日経平均の動向を参考指標に使ってみてはいかがでしょうか!?

さて、話は変わって現在、私のオークションで販売している商品の紹介を最後にさせて頂きたいと思います。

1
ドイツ ワイマール ラインラント 3マルク銀貨 1930 PCGS PR62CAM

2
インド ビクトリア 1900年 ルピー銀貨 ヴィクトリア NGC 未使用

3
スペイン 女王 イザベル イサベル2世 1864年 100レアル金貨 NGC

どれも値段が手頃な割には人気のあるコインです!!もしご興味のある品がありましたらよろしくお願いいたします(^^)